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足の腫れから始まった、マントル細胞リンパ腫との闘い

宮城県在住のTIさん(49歳)は、2023年8月、47歳で「マントル細胞リンパ腫」と診断されました。始まりは、足の腫れという一見すると病気と結びつかないような症状でした。

自覚症状が少ない中で診断を受け、医師と二人三脚で治療を進めるTIさん。病気の原因が不明である不安を抱えながらも、自身の病気と前向きに向き合っています。今回は、診断から現在に至るまでの道のり、そして未来への思いについて詳しくお話を伺いました。


足の腫れから、まさかの診断に

聞き手
本日はありがとうございます。まず、最初にどのような症状を感じて、診断に至ったのか、お聞かせいただけますか?
TIさん
2023年の春頃、足首のあたりが腫れていることに気づきました。特に痛みはなかったので、最初は気にしていなかったのですが、なかなか腫れが引かないので、近所の整形外科を受診しました。レントゲンを撮ってもらったのですが、特に原因が分からず、「ちょっと様子を見て」と言われました。
聞き手
そこから、大学病院へ行かれることになったのですね。
TIさん
はい。腫れが引かないので、大学病院の整形外科へ行きました。しかし、そこでも原因がわからず、外科の先生から「念のため血液内科に相談してみようか」という話になりました。内科で診察を受けた結果、そのまま検査入院することになったんです。
聞き手
検査入院で、病気が発覚したと。
TIさん
そうです。検査入院で足の骨の生検をしたり、いろいろな検査をしました。その結果、マントル細胞リンパ腫と診断されました。自覚症状が全くなかったので、本当に驚きましたし、信じられなかったです。「進行が早い病気で、すぐに治療をしないといけない」と医師から説明を受けた時が、闘病を振り返って1番の辛い時期だったと思います。

治療との向き合い方と医師への信頼

聞き手
診断後、すぐに治療を開始されたのですね。
TIさん
はい。すぐに分子標的薬の経口薬での治療を開始しました。私は、日常生活をできるだけ維持したいと考えていたため、主治医もそれを汲んでくださり、内服薬での治療にしました。入院して点滴で治療するのではないので、体力的には楽でした。ただ、発熱や下痢などの副作用があったので、仕事をしながら治療を続けるのは大変でした。
聞き手
仕事との両立はいかがでしたか?
TIさん
フルタイムで働いているので、会社には病気のことを伝えました。上司や同僚は理解してくれて、体調が悪い時は休ませてもらったり、在宅勤務をさせてもらったりと、とても協力してくれました。本当にありがたかったです。
聞き手
主治医の先生とは、どのようなお話をされましたか?
TIさん
先生とは何でも話せる関係です。治療方針についても、きちんと説明してくださいますし、私の不安な気持ちにも寄り添ってくれます。この病気はまだ治療法が確立されていない部分もあると聞いているので、先生を信頼して、二人三脚で治療を進めていきたいと思っています。

消えない不安との闘い

聞き手
病気と向き合う中で、特に不安に感じていることはありますか?
TIさん
一番の不安は、原因がわからないということです。どうしてこの病気になったのか、どこで何が悪かったのか、それが全くわからないので、どうしようもない気持ちになります。また、妻と子どもがいるので、こういう病気って遺伝しないんだろうかという不安も感じています。まだ先生には相談できていないのですが、いつか聞いてみたいと思っています。
聞き手
インターネットなどで情報収集はされましたか?
TIさん
はい。いろいろと調べましたが、この病気に関する情報が少ないと感じました。特に、知りたい情報、例えば「自分の状況だったらどういう治療法が一番最適なのか」とか、「治してくれるお医者さんってどこにいるんだろう」といった情報がなかなか見つからないんです。
聞き手
情報が少ない中で、どのように病気と向き合っていますか?
TIさん
治療を開始してからは、体調が悪くならないので、一時は「このままでいいのか」というストレスを感じていました。でも、主治医の先生が「大丈夫だから」と声をかけてくれたので、少しずつ気持ちが楽になりました。

病気が教えてくれたこと、そして未来へ

聞き手
これまでの治療を振り返って、「良かったな」と思うことはありますか?
TIさん
そうですね。治療を開始してから、体調が悪くなる頻度が減ったことです。治療前は、発熱や下痢、不眠などの症状に悩まされていましたが、治療を始めてからは、そういった症状がだいぶ落ち着きました。これは本当に良かったなと思います。
聞き手
今後の治療について、何か検討されていることはありますか?
TIさん
はい。現在、先生と相談して移植を検討しています。移植は体への負担が大きいので少し不安ですが、この病気を治すために、必要なことだと考えています。
聞き手
最後に、TIさんにとって、この病気との付き合いはどのようなものですか?
TIさん
病気になってからは、自分の体や健康について、より深く考えるようになりました。そして、家族や友人、そして医療従事者の方々に支えられていることを実感しました。これからは、病気と向き合いながらも、今を大切に、自分らしく生きていきたいです。
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