最高基準での製品製造へのこだわり
当社のグローバル成長戦略は、地理的に多様でありながら、どこでも同じく最先端のサプライチェーンを構築することにあります。当社の製造施設は、アメリカ食品医薬品局(FDA)、中国国家薬品監督管理局(NMPA)、欧州医薬品庁(EMA)、厚生労働省(MHLW)が定める「医薬品の製造管理および品質管理基準(GMP)」に準拠して運営されています。
製造施設
当社は、進行中の臨床試験や自社開発薬の世界的な商業化を支えるために、低分子医薬品およびバイオ医薬品の自社製造施設を運営しています。
プリンストン・ウェスト・イノベーションセンター(米国ニュージャージー州)
ニュージャージー州ホープウェルにあるプリンストン・ウェスト・イノベーションセンター(敷地面積42エーカー)は、当社の最新バイオ医薬品の製造および臨床研究開発の拠点となる予定です。本施設は、生物学的製剤専用の製造所、臨床研究開発部門、オフィススペースを含み、最大約40万平方フィートを有する最新鋭の施設となる見込みです。さらに、将来的な拡張にも対応できる設計になっています。
中国・北京
小分子医薬品候補の非臨床試験・臨床試験用資材を製造するため、北京研究開発センター内にパイロット規模の製造施設を設置しています。
中国・蘇州
延べ床面積1万3,000平方メートル超の蘇州施設は、小分子医薬品候補の製造拠点であり、年間約1億錠・カプセルの製造能力と、2×500リットルのバイオ医薬品臨床開発製造能力を備えています。さらに、増大する製品および臨床需要に対応するため、年間最大6億錠の固形経口薬を製造可能な小分子薬製造施設の建設を新たに開始しました。敷地面積約5万平方メートルを誇るこの最新施設は、当社の小分子医薬品と候補品パイプラインを支える中核拠点として、既存の蘇州施設を引き継ぐものとなります。
中国・広州
広州では、バイオ医薬品製造のための最新鋭かつ商業規模の施設(約15万8,000平方メートル)への投資を継続しています。現在進めている拡張が完了すると、当施設は最大64,000リットルの製造能力を備えることになります。さらに、成長を続けるバイオ医薬品と候補品パイプラインを支えるため、将来的な施設拡張に備えて隣接する土地も取得しています。