科学の力で患者さんの安全を守る――BeOneのグローバル(世界規模)での安全管理への取り組み
患者さんの安全を守ることは、世界中のより多くの方々に最高水準の治療を届けるという私たちの使命の中心にあります。その実現に向け、現在の治療法や新しい治療法の効果とリスクを継続的に見直し、正確で透明性のある情報発信を続けています。
患者さんの声を医療にいかす
私たちは、すべての患者さんの安全を何よりも大切にしています。世界各地で整えられた安全管理体制のもと、患者さんが治療の中で感じたことや体調の変化などをお知らせいただくようお願いしています。こうした情報は、副作用の可能性を確認し、将来の患者さんの安全を守るうえで欠かせない大切な手がかりになります。
私たちは、医師や薬剤師などの医療関係者の皆さまと緊密に連携し、患者さんに安全性に関する情報を丁寧かつ正確にお伝えできるよう努めています。この協働を通じて、臨床試験の初期段階から実際の処方に至るまで、患者さんと医療関係者が一緒に、安全で効果的な医薬品の使用を支える体制を築いています。
“「BeOne Medicinesは、開発の初期段階から、私たちの医薬品を使用されるすべての患者さんに至るまで、その健康と安心を最優先に考えています。安全性部門では、継続的なデータの収集と分析を通じて、製品ライフサイクル全体にわたって安全な医薬品の使用を実現することを目指しています。」― ハン・マー 医学博士/Chief Safety Officer(最高安全責任者)、上級副社長(グローバル安全性担当)”
Han Ma, M.D., Ph.D.
Chief Safety Officer and SVP, Global Patient Safety
副作用の報告について
当社の医薬品に関して確認された副作用を報告し、調査や対応、情報共有を行う責任は、すべての関係者が共有しています。
副作用や有害事象を報告される際は、まず医療関係者にご相談のうえ、こちらから当社へご連絡ください。
患者さんのリスクを最小限に抑えるための継続的な安全性評価
すべての医薬品は、その効果がリスクを上回ることを確認するために継続的に見直されています。効果には、有効性、使いやすさ、生活への良い影響などが含まれます。一方、リスクには副作用や忍容性の問題などがあり、適切な医師、医薬品、患者さん、投与タイミングや用量、実際の使用状況などを考慮することで、良好なバランスを保ちます。
当社の安全性部門では、臨床試験や非臨床試験などさまざまな情報源から得られる新しい安全性データを継続的に確認しています。これらのデータを分析し、有効成分や医薬品と患者さんの安全性リスクとの関係を検証します。こうした「安全性シグナル」を見極めることで、医薬品の使用経験や安全性の変化を把握しています。
確認されたリスクは、「リスク管理計画(RMP)」を通じて管理されます。これは、製品に関するリスク管理の方針を示しており、具体的には次の内容を含みます。:
・医薬品の安全性プロファイル
・患者におけるリスクの予防および最小化の方法
・安全性と有効性をより深く理解するための研究計画
・リスク最小化策の効果を確認する仕組み
患者さんと医療関係者が適切な判断を行えるよう支援する
私たちは、医薬品に関する正確で信頼できる情報が、患者さんの健康と安心にとって欠かせないことを理解しています。そのため、製品のライフサイクル全体を通して安全性の見直しを続け、医薬品の効果とリスクに関する情報を常に最新のものへと更新しています。
有害事象報告などの国際的な安全性ネットワークや、疫学研究などを通じて重要な安全性データを収集しています。専門の科学者や医師によるチームがこれらのデータを分析し、医薬品の安全性についてより深く理解を深めています。
新たに得られた安全性情報は、体系的なルートを通じて、患者さん、医療関係者、そして保健当局へ迅速かつ正確に共有されます。
確認されている安全性リスクをまとめた文書は、臨床試験から市販後までのあらゆる段階で作成・更新されます。これらは「添付文書」と呼ばれ、確認された副作用の種類、重さ、発現頻度などの情報を含んでいます。
添付文書は、安全で効果的な処方を行うための基本となる情報です。これは、医薬品の有益性とリスクに関する多様なデータや専門的知見に基づき作成された、公的かつ規制に準拠した指針として位置づけられています。
臨床試験における安全性の確保
BeOneでは、臨床試験に特化した専門チームが、提携先や治験責任医師と密に連携し、試験に参加される方々の健康と安全を守るために、あらゆる安全対策を徹底しています。科学者、医師、安全性の専門スタッフからなるチームが協力し、試験で得られる成果を最大化しながら、リスクを最小限に抑えるよう努めています。
・試験およびプロトコル設計段階での安全性観点の反映
・インフォームドコンセントを通じたリスクとベネフィットの適切な説明
・臨床試験で発生した副作用の厳格なモニタリング
・臨床・疫学データを活用した安全性シグナルの評価
・試験実施施設および参加者との迅速かつ主体的な情報共有を可能にする強固な安全監視・ガバナンス体制
詳細は臨床試験ページをご覧ください。参加資格の確認が可能です。臨床試験がご自身に適しているかどうかは、主治医にご相談ください。